Hi、Yuru~ku EnglishのManjiroです。
英語のリスニングをスマホで勉強しようとすると、今はかなり多くのアプリが見つかります。
短い問題を解くアプリ、動画を使うアプリ、英会話中心のアプリ、資格試験向けのアプリまであり、初心者ほどどれを選べばいいか迷いやすいところです。
僕は学習塾で10年以上英語を教えていますが、リスニング初心者へアプリをすすめるとき、収録されている英語の難しさやコンテンツ数だけを見ることはありません。
初心者なら、速度を変えられるか、英文スクリプトを確認できるか、同じ音声を繰り返せるか、自分に合うレベルから始められるかを見ることが大切です。
難しいニュースが大量に入っているアプリでも、ほとんど聞き取れず毎日開かなくなれば続きません。
一方、少し簡単な英文でも、毎日聞いて、文字で確認して、もう一度聞けるなら十分リスニング教材になります。
この記事では、初心者が英語リスニングアプリを選ぶときのポイントと、目的ごとの使い分けを詳しく見ていきます。
アプリは機能から選ぶ
英語アプリを選ぶとき、有名だからという理由だけで決めないほうがいいでしょう。
リスニング学習で実際に使う機能がそろっているかを先に確認してください。

スクリプト表示を見る
初心者にとってかなり大切なのが、聞いた英文を文字で確認できることです。
一度聞いて分からなかったとき、英文を見れば知らない単語だったのか、知っている単語なのに聞こえなかったのかを確認できます。
スクリプトがない教材では、自分が何を聞き間違えたのか分からないまま終わることがあります。
特に独学なら、答え合わせまで一人でできるアプリが使いやすいですよ。
繰り返し再生を確認する
一回聞いて次の音声へ進むだけではなく、同じ英文を繰り返せるかも確認してください。
初心者のリスニングでは、同じ音を何度も聞く価値があります。
最初は聞こえなかった英文でも、スクリプトを見て発音を確認したあとなら聞こえることがあります。
その経験を積み重ねるため、再生し直しやすい操作性は意外と大切です。
速度変更があると便利
通常速度ではまったく聞き取れない場合、再生速度を少し落とせる機能があると便利です。
ただし、遅い速度だけで練習を終えないようにしてください。
最初は遅く聞き、意味と音を確認したら通常速度へ戻す使い方がおすすめです。
レベルを選べるか見る
同じリスニングアプリでも、初級から上級まで収録されていることがあります。
初心者なら一番人気のコースではなく、自分が理解できるコースから始めてください。
簡単すぎる教材はあとから上げられます。
難しすぎて一問も分からない教材を選ぶより、聞ける英文を増やすほうが先です。
初心者が優先したいのは、難しいコンテンツの多さではありません。
スクリプト、繰り返し再生、速度変更、レベル分けなど、分からなかった音を自分で確認できる機能を見てください。

初心者向けアプリを比較
英語リスニングに使える代表的なタイプを比べると、同じアプリ学習でもかなり性格が違います。
一つで全部を完璧にこなそうとせず、自分の目的に合うものを選びましょう。

| アプリ | 向いている目的 | 初心者の使い方 | 確認したい点 |
|---|---|---|---|
| スタディサプリENGLISH | 会話とリスニングを順番に学びたい | レベルに合う講座から毎日進める | 利用コース・料金・体験条件 |
| Duolingo | 短時間の学習を習慣にしたい | 音声問題を含めて毎日少しずつ進める | 無料範囲と有料プランの違い |
| NHKゴガク系 | 講座形式で基礎から聞きたい | 自分のレベルに近い講座を選ぶ | 配信期間・利用できる番組 |
| Cake | 短い会話や動画で学びたい | 短い表現を繰り返してまねする | 教材難度・無料範囲 |
| abceed | 教材や試験対策も一緒に進めたい | 基礎ができてから音声教材を活用する | 対象教材・利用プラン |
アプリの提供機能、料金、無料範囲、対応教材などは変更される場合があります。
利用前に必ず各サービスの公式サイトやアプリストアで最新情報をご確認ください。
スタディサプリを使う人
スタディサプリENGLISHのように、学習する内容が順番に用意されているサービスは、何を聞けばいいか自分で決めにくい初心者と相性があります。
学習順序を任せたい人向け
YouTubeやポッドキャストから毎日教材を探す方法もありますが、初心者には教材選び自体が負担になることがあります。
今日は何をするかが最初から決まっていれば、アプリを開いたらそのまま勉強へ入れます。
教材を探していたら20分経っていたという状態を減らせるのは大きなメリットです。
一つの会話を反復する
会話教材を使う場合も、一回聞いて正解したら終了ではありません。
聞こえなかった部分を文字で確認し、もう一度聞き、できれば声にも出してください。
同じ会話を翌日もう一度聞くと、前日に覚えた音が残っているか確認できます。
有料なら継続できるか見る
有料サービスを利用するときは、機能の多さだけでなく、自分が毎日開けそうかを見てください。
無料体験や申込前に確認できる範囲があるなら、操作性や教材の難度を見てから判断するのがおすすめです。
Duolingoを使う人
毎日少しずつ英語へ触れる習慣を作りたい人なら、短い問題を進めるタイプのアプリが使いやすいでしょう。
短時間から始めやすい
リスニング学習が続かない人の中には、今日は30分取れないからやめようと考えてしまう人がいます。
短い問題なら数分から始められるため、通学や移動、寝る前などにも取り入れやすいです。
毎日アプリを開くきっかけを作る用途には向いています。
音声問題を飛ばしすぎない
アプリをゲーム感覚で進めていると、正解数ばかり気になってしまうことがあります。
聞き取れなかった英語が出たら、正解を見てすぐ次へ進むのではなく、もう一度音を確認してください。
リスニング目的なら、正解することより「なぜ聞こえなかったのか」を見るほうが大切です。
別教材との併用も考える
短時間型アプリは習慣作りに便利ですが、それだけで長い会話や試験のリスニングまで全部対応しようとする必要はありません。
慣れてきたら、少し長い会話教材やオンライン英会話と組み合わせてもいいでしょう。
NHK系講座を使う人
講座形式で英語を学びたい人には、放送や音声教材を使う方法もあります。
学校の授業に近い形で、説明を聞きながら進めたい人には取り組みやすいでしょう。
自分のレベルを優先する
番組や講座が複数ある場合、一番難しいものを選ぶ必要はありません。
初心者なら、聞いたあと英文を確認して内容を理解できるレベルから始めてください。
教材が簡単に感じるようになったら、その時点で一段上へ進めば十分です。
放送を聞くだけで終わらない
講座を聞いたあとは、扱われた英文を自分でも声に出してください。
聞いて理解するだけでなく、自分で発音すると音の違いに気づきやすくなります。
一回の講座を全部覚えようとせず、使いたい表現を数個選ぶ方法でも構いません。
Cakeを使う人
短い会話や動画形式の英語が好きなら、映像を使ったタイプのアプリが続けやすい場合があります。
短い場面を反復する
動画教材の良いところは、場面と英語を一緒に覚えやすいことです。
ただし、動画を次々見るだけでは普通の動画視聴になってしまいます。
気になった短い表現を止め、聞き直し、自分でもまねしてください。
好きな内容を選びやすい
教科書的な教材が続かない人でも、自分が興味を持てるテーマなら開きやすくなります。
リスニングは一週間だけ大量に行うより、長く続けられる形を作るほうが大切です。
楽しさも教材選びの基準に入れて構いません。
abceedを使う人
リスニングだけでなく、英単語や問題演習、資格試験向け教材なども一緒に扱いたい人は、教材型の学習アプリを検討できます。
試験目的と合わせやすい
学校や資格試験のために英語を学んでいるなら、普段使っている教材と音声学習をつなげられると便利です。
文字で勉強した英文を音でも確認すると、リーディングとリスニングを別々にしすぎずに済みます。
初心者は教材難度に注意する
教材数が多いサービスほど、自分でレベルを選ぶ必要があります。
人気教材だからという理由だけで難しいものを選ばず、英文を読めば意味が分かるところから始めてください。
無料アプリを選ぶ基準
英語リスニングアプリは、最初から有料サービスへ申し込まなくても構いません。
無料で使える範囲や体験機能があれば、まず毎日使えるか確認してみましょう。
広告より学習のしやすさを見る
無料アプリには広告表示や利用回数の制限がある場合があります。
多少の広告が気にならず、必要な音声を反復できるなら使い続けてもいいでしょう。
一方、再生のたびに操作が止まって勉強しにくいなら、有料プランや別アプリも候補になります。
一週間は同じアプリを使う
初日に少し触っただけでは、自分に合っているか判断しにくいです。
可能なら数日から一週間ほど使い、毎日開けるか、教材が難しすぎないか、復習しやすいかを確認してください。
続けられそうなら、そのアプリを軸にしていきます。
無料だから増やしすぎない
無料だと何個もインストールしたくなりますが、アプリを増やしすぎると毎日どれを使うか迷います。
メインを一つ決め、足りない機能だけ別アプリで補うくらいが使いやすいでしょう。
アプリを探す時間が、英語を聞く時間より長くならないようにしてください。
初心者なら、必要な機能がそろった一つを決めて反復するほうが学習を続けやすくなります。
目的別にアプリを選ぶ
おすすめアプリは一つに決められません。
英語を勉強する目的が違えば、必要な機能も変わるからです。
ゼロから始める場合
英語から長く離れている人や、中学英語にも自信がない人は、短い英文から始められるアプリを優先してください。
一文が長いニュースより、「I like ~」「I went ~」「Can you ~?」のような基本的な英文を音で確認できるほうが最初は使いやすいです。
単語や文法も同時に確認できるアプリなら、分からないところへ戻りやすくなります。
日常英会話が目的の場合
会話を聞けるようになりたいなら、二人以上のやり取りを扱う教材が使いやすいです。
一文だけ聞く問題に慣れたら、質問と返答が続く会話を聞きます。
聞くだけでなく自分なら何と答えるかまで考えてください。
試験対策が目的の場合
受験や資格試験が目的なら、その試験に近い形式を扱える教材を選びます。
ただ、模擬問題ばかり解いて聞けない原因を放置しないようにしてください。
間違えた問題はスクリプトへ戻り、単語、発音、文法のどこで止まったか確認します。
海外ドラマが目標の場合
最終的に海外ドラマを字幕なしで見たい人も、最初からドラマだけにこだわらなくて大丈夫です。
学習アプリで基本的な会話を聞けるようになり、そのあと好きな作品へ移る方法もあります。
簡単な教材は遠回りではなく、ドラマの英語へ近づくための準備になります。
アプリ学習の手順を決める
良いアプリを入れても、開くだけではリスニングは変わりません。
一つの音声をどう使うか決めておきましょう。

最初は音だけで聞く
一回目は字幕や英文を隠して聞きます。
全部聞き取れなくても大丈夫です。
知っている単語や話のテーマが分かるか確認してください。
英文と意味を確認する
次にスクリプトを表示します。
知らない単語や文法があれば確認し、文章を読めば内容が分かる状態にしてください。
ここで意味が分からなければ、リスニング以前の部分で止まっています。
聞こえなかった音へ戻る
英文を見ながらもう一度再生すると、ここをこう発音していたのかと気づく場所があります。
その部分だけ何度か聞ける機能があるなら利用してください。
速度を下げられる場合は、一度遅くして確認してから通常速度へ戻します。
最後に声へ出す
音声をまねしながら英文を読みます。
一文全部が難しければ、短く区切って構いません。
聞く、見る、声に出すという流れを作ると、アプリの一問をより深く使えます。
◆Manjiroのワンポイントアドバイス
アプリでは今日100問やったより、昨日聞こえなかった英文が今日は聞こえたを大切にしてほしいです。
問題数より、聞ける音が増えたかを見てください。

一日15分から続ける
リスニングアプリの良いところは、まとまった勉強時間がなくても使えることです。
ただし、スキマ時間だけに任せると忘れてしまうこともあります。

使う時間を固定する
通学電車に乗ったら開く、夕食後に10分使う、寝る前に一つの音声を聞く。
このように生活の中の行動とセットにすると続けやすくなります。
時間ができたらやるより、この時間になったら開くと決めるほうが習慣にしやすいです。
新規学習と復習を分ける
15分使えるなら、10分で新しい内容、最後の5分で以前の音声を聞き直す方法があります。
毎日新しい教材だけ進めると、以前覚えた音を忘れてしまいます。
アプリに復習機能があれば活用してください。
オンライン英会話と組み合わせる
アプリである程度音を聞けるようになったら、人との会話へ広げる方法もあります。
聞いて返す練習になる
録音された教材は、聞き取れなくても停止できます。
一方、実際の会話では相手の言葉を聞き、その場で返答します。
オンライン英会話を使えば、この聞いて返す経験を家から作れます。
アプリで覚えた表現を使う
アプリで「What did you do yesterday?」という表現を学んだら、オンライン英会話でも使ってみてください。
知識を実際の会話へ移すと、同じ表現が記憶に残りやすくなります。
レッスンで聞き取れなかった表現を、あとでアプリや辞書で確認する方法もあります。
イヤホンにも頼りすぎない
リスニングアプリではイヤホンを使う人が多いと思います。
細かな音を確認するときには便利ですが、いつも最高の環境でしか聞けない状態にする必要はありません。
最初は聞きやすい環境で行う
初心者は静かな場所で音を確認してください。
周囲がうるさい場所で聞くと、英語が聞こえないのか環境音で聞こえないのか分かりにくくなります。
まずは集中できる環境で、英文と音をつなげます。
慣れたらスピーカーでも聞く
慣れてきたらスマホのスピーカーなどでも聞いてみてください。
実際の会話では、いつもイヤホンから同じ音量で英語が入ってくるわけではありません。
いろいろな環境で聞くのは、基礎ができてからで十分です。
アプリを変える目安
同じアプリを長く使うことは悪くありません。
ただ、目的が変わったら教材も変えていいでしょう。
簡単になったら一段上げる
音声を一回聞いただけでほとんど意味が分かり、スクリプトを確認する必要もなくなったら、一段上のレベルを試してみます。
同じアプリ内で上げられるなら、そのまま続けても構いません。
難しすぎるなら下げる
一週間使っても毎回ほとんど分からず、スクリプトを見ても知らない単語ばかりなら、教材難度を下げてください。
これは逃げではありません。
理解できる音声から始めたほうが、聞ける英語を増やしやすいです。
目的が変わったら乗り換える
最初は日常英会話だったけれどTOEIC対策が必要になった、受験が近づいた、仕事で英語を使うようになった。
目的が変われば、必要な教材も変わります。
一度選んだアプリをずっと使い続けなければいけないわけではありません。
課金前に確認すること
有料アプリへ申し込むときは、教材内容だけでなく契約条件も確認してください。
無料体験の終了日を見る
無料体験がある場合は、終了後に自動で有料プランへ移行するか確認します。
体験期間中に、自分が実際に何日アプリを開いたかを見るのもおすすめです。
機能が良くても使わなければ意味がありません。
月額と長期プランを比べる
長期プランのほうが一か月あたり安く見えるサービスもありますが、初心者なら継続できるか分からない段階で長期間契約する必要はありません。
利用期間、支払方法、更新条件、解約方法まで確認してから判断してください。
必要な機能だけを見る
AI機能や学習分析など、多くの機能が用意されているアプリもあります。
しかし、自分が使うのが音声再生とスクリプト確認だけなら、すべての機能が必要とは限りません。
便利そうではなく自分が毎日使うかで判断しましょう。
料金や無料期間、提供機能、対応OS、自動更新、解約条件は変更される場合があります。
課金前に必ず公式サイトやアプリストアで最新情報を確認してください。
アプリ選びの疑問を解決
ここでは、英語リスニングアプリを探している初心者が迷いやすいポイントへ答えます。
リスニングアプリのよくある質問(FAQ)
Q1. 初心者向けリスニングアプリは何を基準に選びますか?
A. 英文スクリプトを確認できるか、同じ音声を繰り返せるか、再生速度を変えられるか、自分に合うレベルから始められるかを確認してください。
難しい教材の多さより、分からなかった音を自分で確認できることを優先するのがおすすめです。
Q2. 無料の英語アプリだけでも勉強できますか?
A. 基本的なリスニング練習なら、無料で利用できる教材から始めることもできます。
ただし、利用できる機能や広告、回数制限などはサービスごとに異なります。
まず無料範囲で毎日続けられるか試し、必要な機能が足りない場合に有料プランを検討するといいでしょう。
Q3. リスニングアプリは何個使えばいいですか?
A. 最初は一つをメインにすることをおすすめします。
複数のアプリを入れると教材選びだけで時間を使うことがあります。
一つを毎日使い、足りない機能が分かってから別のアプリを追加する程度で十分です。
Q4. リスニングアプリは一日何分使えばいいですか?
A. 一律の時間はありません。
初心者なら10~15分程度からでも始められます。
一回の時間を長くするより、短い音声を聞き、スクリプトで確認し、もう一度聞く流れを継続できるかを大切にしてください。
Q5. アプリとオンライン英会話はどちらがいいですか?
A. 目的が違うため、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。
アプリは自分のペースで同じ音声を反復しやすく、オンライン英会話は相手の言葉をその場で聞いて返す経験を作れます。
初心者ならアプリで基本表現へ慣れ、その表現をオンライン英会話で使う方法もあります。
リスニングアプリのまとめ
英語リスニングアプリは、収録されているコンテンツの多さだけで選ばないようにしてください。
初心者にとって大切なのは、理解できる音声を選び、聞く、英文を確認する、繰り返す、自分でも声に出すという練習を続けられることです。
そのため、速度変更、スクリプト、繰り返し再生、レベル分けなどの機能を確認してください。
無料版や体験期間がある場合は、まず数日使ってみて、自分が毎日開けるかを見るのがおすすめです。
- スクリプトと繰り返し再生が使いやすいアプリを選ぶ
- 難しいニュースより理解できる短い音声から始める
- 無料版や体験期間で毎日使えるか確かめる
- 聞くだけでなく音読やオンライン英会話にもつなげる
アプリは、入れただけでは英語を聞けるようにしてくれません。
でも、自分に合う一つを決めて毎日使えば、英語の音へ触れる時間をかなり作りやすくなります。
一番機能が多いアプリではなく、あなたが明日も開けるアプリを選んでください。

