Hi、Yuru~ku EnglishのManjiroです。
僕は学習塾で10年以上英語を教えていますが、大学受験を意識し始めた高校生を見ていて感じるのは、受験勉強を始めたからといって、いきなり難しい長文や志望校の過去問へ進む必要はないということです。
むしろ、英文を読んだときに単語の意味がいくつも分からない、主語と動詞を見つけにくい、関係詞や分詞が出てくると文のつながりが分からなくなるという状態なら、先に戻る場所があります。
大学受験英語は、単語と文法を固め、英文解釈、長文、過去問へ進む流れを作ることが大切です。
基礎があいまいなまま過去問を何年分も解くより、自分が今できないところまで戻り、必要な力を一段ずつ身につけていったほうが勉強しやすくなります。
この記事では、大学受験に向けて英語をどの順番で勉強すればいいのかを、僕が普段生徒へ伝えている考え方を交えながら解説していきます。

大学受験英語の進め方
大学受験の英語には、覚える単語、英文法、英文解釈、長文読解、リスニング、英作文など複数の学習があります。
全部を同じ時期に同じ量だけ勉強しようとすると、何から手を付ければいいか分からなくなりがちです。
まずは全体の流れをつかんでおきましょう。
基礎から段階を上げていく

僕がおすすめしている基本的な順番は、中学英語の確認、基本単語と英文法、英文解釈、短い長文、入試レベルの長文、過去問です。
もちろん、すべてを完全に終わらせてから次へ移る必要はありません。
単語は長文を始めたあとも続けますし、文法も読解の中で何度も確認します。
ただ、まだ基本単語がかなり抜けている段階で難関大学の長文ばかり読むと、文章を読むというより辞書を引き続ける勉強になってしまいます。
文法が分からない状態も同じです。
単語を一つずつ訳せても、どの語がどこにかかっているのか判断できなければ、英文全体の意味は取りにくいでしょう。
大学受験英語では、難しい問題へ早く進むことより、自分が理解できる段階を一つずつ増やしていくことを優先してください。
単語と文法は並行して進める
単語を全部覚えてから文法へ進む、文法を全部終えてから単語を覚える、と分ける必要はありません。
英単語と英文法は並行して進めて大丈夫です。
例えば毎日の勉強時間が60分なら、20分を単語、25分を文法、15分を短い英文の確認に使うような方法があります。
単語は一度見ただけでは定着しにくいため、何周も触れることが前提です。
一方、英文法は説明を読んだだけで終えず、そのルールが使われている英文を自分で読めるところまで進めます。
英文解釈を長文の前に入れる
高校生の英語指導で意外と抜けやすいのが英文解釈です。
英文解釈というと難しそうに聞こえますが、要するに一つの英文の構造をきちんとつかんで読めるようにする練習だと考えてください。
主語はどれか、動詞はどれか、目的語はどれか、どの語句がどこを説明しているのかを確認します。
短い英文でこれができないのに、300語や500語ある英文を一気に読もうとするのはかなり大変です。
長文読解へ進む前に、一文ずつ読める状態を作っておくと、その後の負担がかなり変わります。
長文は短いものから始める
長文問題集は、最初から志望校と同じ難度を選ばなくても構いません。
最初は少し簡単に感じる程度の文章で、英文を前から読みながら意味をつかむ練習をしてください。
一文読むたびに戻り読みを繰り返しているなら、文章量を増やすより、一文ごとの読み方を見直すほうが先です。
短い文章を正確に読めるようになったら、文章量と難度を少しずつ上げていきます。
過去問は実力確認に使う
過去問は大切ですが、最初から学習教材の中心にする必要はありません。
過去問の役割は、その大学でどんな問題が出るのか、自分に何が足りていないのかを確認することです。
語彙で止まるのか、英文の構造で止まるのか、時間が足りないのか、内容一致問題で迷うのか。
原因が分かれば、その後の勉強内容を決めやすくなります。
| 学習段階 | 主な内容 | 目指す状態 |
|---|---|---|
| 基礎確認 | 中学英語・基本単語 | 基本的な英文の形が分かる |
| 土台作り | 高校英文法・受験単語 | 文法問題と基本英文に対応できる |
| 読解準備 | 英文解釈 | 一文の構造を追える |
| 長文練習 | 短文から入試長文 | 文章を時間内に読める |
| 志望校対策 | 過去問・復習 | 大学ごとの出題に対応する |
中学英語を先に確認する
大学受験と聞くと高校英文法ばかりに目が向きますが、中学英語に抜けがあるなら先にそこを確認してください。
僕は学習塾で10年以上英語を教えてきましたが、大学受験を控えた高校生でも、つまずいている場所をたどると中学内容に戻ることは珍しくありません。
be動詞と一般動詞を確認する

僕が特に大切にしているのが、be動詞と一般動詞の違いです。
「I am busy.」と「I study English.」の違いが説明でき、疑問文や否定文も迷わず作れるか確認してみてください。
ここがあいまいだと、過去形、進行形、受動態、現在完了などへ進んだときに混乱しやすくなります。
大学受験生が中1の内容へ戻ることを恥ずかしく感じる必要はありません。
分からない場所を残したまま難しい問題へ進むほうが、あとで時間がかかります。
◆Manjiroのワンポイントアドバイス
高校3年生でもbe動詞と一般動詞で迷うなら、そこから戻って大丈夫です。
受験勉強では今何年生かよりどこまで理解できているかを基準にしたほうが進みやすいですよ。
疑問文と否定文も見直す
肯定文だけ読めても、疑問文や否定文になると語順が分からなくなる生徒はいます。
be動詞ならbe動詞を前へ出す、一般動詞ならdoやdoes、過去ならdidを使う。
こうした基本を、自分で英文を作りながら確認してください。
文法問題で正解できるだけでなく、なぜその形になるのかを自分の言葉で説明できると、その知識は長文でも使いやすくなります。
中学範囲の主要文法を見る
助動詞、不定詞、動名詞、比較、受動態、現在完了、関係代名詞なども確認します。
すべてを細かく暗記し直す必要はありません。
例文を見て意味が分かり、自分でも基本文を作れるかをチェックしてください。
分からない単元だけ戻ればいいので、中学3年間の教材を最初から全部やり直す必要もないでしょう。
英単語を受験の土台にする
英文法が分かっていても、文章中の単語が分からなければ長文は読めません。
大学受験の英語では、語彙学習を毎日の習慣にしていく必要があります。
単語帳は一冊を繰り返す
単語帳を何冊も買うより、まず一冊を繰り返すほうが勉強しやすいです。
一周目から全部覚えようとすると時間がかかりすぎます。
最初は知っている、見たことはある、分からない
くらいの感覚でテンポよく進め、その後の周回で覚える語を増やしていきます。
100語を完璧にしてから次の100語へ進むより、一冊全体へ何度も触れたほうが記憶を呼び戻す回数を増やせます。
日本語訳だけで終わらせない
英単語は、日本語訳を一つ覚えれば終了とは限りません。
文章の中では品詞や前後の語によって意味が変わることがあります。
最初の暗記では代表的な意味を覚え、その後は長文で出会ったときに使い方も確認してください。
例えば同じ単語でも動詞として使われる場合と名詞として使われる場合があります。
単語帳と長文を行き来することで、単語が単なる暗記項目ではなく英文の一部として見えてきます。
発音も一緒に確認する
可能なら単語を覚えるときに音声も聞いてください。
文字だけで覚えた単語は、リスニングで出てきたときに気づけないことがあります。
自分が想像していた音と実際の発音が違えば、知っている単語なのに知らない音として聞こえてしまうからです。
大学入試でリスニングを使う人なら、単語学習の段階から音をセットにしておくと後の勉強につながります。
英文法は使える形で覚える
英文法の勉強では、用語を暗記するだけではなく、英文を読んだときにルールを見つけられるところまで進めます。
説明と例文をセットにする
例えば仮定法なら、説明を読んで現実とは異なることを仮定する表現と覚えるだけでは不十分です。
実際の英文を見て、どの形が仮定法なのか、時制がどう使われているのか確認します。
そのあと簡単な例文を自分で作ってみると理解度が分かります。
説明を読む、例文を見る、自分で使う。
この流れを繰り返してください。
問題の正誤だけを見ない
文法問題で間違えたときは、答えだけ覚えないようにします。
なぜ間違えたのかを考えてみてください。
文法ルールを知らなかったのか、単語の意味を誤解したのか、選択肢を最後まで読まなかったのか。
原因によって次にする勉強が変わります。
一問間違えたときにこの文法単元がまだ分かっていないと気づければ、その問題はかなり役に立っています。
英文解釈で一文を読めるようにする
単語と文法がある程度進んだら、英文解釈を入れていきます。
ここは大学受験の長文を読みやすくするための橋渡しになる部分です。

主語と動詞を見つける
長い英文を見たとき、最初に全部を日本語へ訳そうとしないでください。
まず主語と動詞を探します。
そのあと目的語、補語、修飾している語句を見ます。
関係詞や分詞が入って文が長くなっても、文の中心が分かれば意味を追いやすくなります。
修飾部分を見分ける
英文が長く見える原因の一つは、名詞を説明する部分や文全体へ情報を足す部分が入ることです。
例えば関係代名詞の節が長くても、まず説明されている名詞を見つければ読みやすくなります。
すべてを同じ重さで読むのではなく、文の中心と追加情報を分けて見てください。
きれいな和訳を目標にしない
英文解釈の練習で日本語訳を作ることは役に立ちます。
ただ、毎回きれいな日本語を完成させることだけが目的になると、読む速度が上がりにくくなります。
最終的には英語を前から読みながら意味をつかめる状態を目指します。
最初は正確さを優先し、慣れてきたら日本語へ全部置き換えなくても内容が分かる英文を増やしていきましょう。
長文読解は役割を分ける

長文読解には、文章を丁寧に読む練習と、時間を意識して読む練習の両方が必要です。
どちらか一方だけに偏らないようにしてください。
最初は精読を優先する
長文を始めたばかりなら、まず内容を正確につかむことを優先します。
知らない単語を確認し、読めなかった文の構造を見て、設問を間違えた理由まで確認してください。
一つの文章を解いて丸付けをして終わるのではなく、読めなかった場所を教材として使います。
長文問題を解く目的は、正解数だけを見ることではありません。
慣れたら時間を測る
ある程度読めるようになったら、時間を測ってください。
大学入試では、理解できれば何分かかってもいいというわけではありません。
ただし、最初から極端に短い時間を設定すると、英文を雑に読む癖がつく場合があります。
まず普段どのくらいかかるのか測り、そこから少しずつ読む速度を意識するといいでしょう。
復習では本文へ戻る
設問を間違えたときは解説だけ読まず、本文のどこを読めば答えを判断できたのか確認します。
内容一致問題なら根拠となる箇所、語句問題なら前後の文脈、指示語なら何を指しているのかを見ます。
こうすると、問題ごとの小手先のテクニックではなく、英文そのものを読む力へつながります。
長文問題集の冊数を増やすだけでは、読めない原因が残ることがあります。
単語で止まったのか、文法で止まったのか、一文の構造が分からなかったのかを確認してください。
リスニングも別に練習する
大学受験でリスニングが必要なら、長文読解だけで対策しないようにしてください。
文字を読めることと、音を聞いてその場で理解できることは同じではありません。
読める英文を音で聞く
初心者がいきなり難しい英語を聞き続けても、分からない音が流れていくだけになりやすいです。
まずは英文を読めば意味が分かる程度の音声を使います。
一度聞き、スクリプトを確認し、聞こえなかった場所を見つけ、音声をもう一度聞く。
そのあと自分でも声に出すと、文字と音をつなげやすくなります。
聞き流しだけにしない
英語を聞く時間を増やすこと自体は悪くありません。
ただ、内容がほとんど分からない音声を流し続けるだけでは、受験対策として使える学習時間になりにくいでしょう。
集中して聞く時間を作り、何が聞こえなかったのか確認してください。
リスニングは、分からない音を一つずつ分かる音へ変えていく感覚で進めるといいですよ。
過去問で志望校へ合わせる

基礎、英文解釈、長文が進んできたら、志望校の過去問へ移ります。
ここからは一般的な英語学習だけでなく、大学ごとの問題形式に慣れることも必要です。
最初は点数だけ見ない
初めて過去問を解いて点数が低くても、それだけで落ち込む必要はありません。
大切なのは、どこで点を落としたかを見ることです。
語彙問題、文法、長文、英作文など、大学によって構成は違います。
自分が落とした問題を分類すると、残りの期間に何を優先するか決めやすくなります。
過去問から基礎へ戻る
過去問を始めたあとでも、単語帳や文法教材へ戻って構いません。
むしろ、それが普通です。
過去問で知らない単語が多かったら語彙へ戻る。
構造が取れない英文が多かったら英文解釈へ戻る。
過去問はゴールであると同時に、今の自分に必要な学習を教えてくれる教材でもあります。
勉強時間別の進め方
学校、部活動、他教科の勉強もあるため、英語だけに毎日何時間も使える高校生ばかりではありません。
使える時間に合わせて内容を組み合わせてください。
一日30分なら基礎を優先
30分なら、単語15分、文法または英文解釈15分くらいから始められます。
短い時間でも毎日続ければ、一週間ではかなりの学習量になります。
時間が少ない日に無理に長文一題を詰め込むより、単語と短い英文を確実に進める方法もあります。
一日60分なら読解を入れる
60分取れるなら、単語15分、文法または英文解釈20分、長文25分などに分けられます。
毎日すべてを固定する必要はありません。
月・水・金は長文、火・木はリスニングというように日ごとに変えても大丈夫です。
二時間なら復習まで行う
120分あれば、新しい内容だけでなく復習時間を入れてください。
単語20分、文法25分、英文解釈25分、長文35分、復習15分といった組み方があります。
受験期になると今日は何時間やったかに目が行きますが、時間よりも何ができるようになったかを見ることが大切です。
教材は増やしすぎない
大学受験向けの英語教材はかなり多く、書店へ行けば単語帳、文法書、英文解釈、長文問題集が何種類も並んでいます。
選択肢が多いからこそ、買いすぎないことも大切です。
一冊を使い切ってから考える
同じ分野の参考書を何冊も同時に進めると、どれも途中になることがあります。
単語帳ならまず一冊、文法問題集も一冊を軸にしてください。
その教材で足りない部分が分かってから追加すれば十分です。
新しい教材を買うと勉強した気持ちになりますが、成績を変えるのは買った冊数ではなく、そこに書かれた内容を使えるようになった量です。
大学受験用の参考書は、今の自分が解説を読んで理解できるレベルを選ぶことが大切です。
難しすぎる教材を一冊終えるより、理解できる教材を繰り返したほうが次へ進みやすくなります。
オンライン学習も補助にする
一人で勉強していると、文法の説明を読んでも分からない、どの教材から進めるべきか判断しにくいということがあります。
その場合は、映像授業やオンライン学習サービスを利用する方法もあります。
講義を見るだけで終わらせない
映像授業は、分からない単元を何度も見られる点が便利です。
ただ、動画を見て理解した気持ちになっただけでは得点につながりません。
講義を見たあと、自分で問題を解き、英文を読み、その内容を使えるか確認してください。
インプットと問題演習をセットにすることが大切です。
質問できる環境も確認する
一人では止まってしまいやすい人なら、質問機能や学習サポートがあるサービスも候補になります。
一方、自分で計画を立てて進められる人なら、必要な授業だけ視聴できるサービスのほうが使いやすいこともあります。
料金だけで選ばず、自分がどの部分で困っているのかを考えて選んでください。
料金、無料体験、受講期間、解約条件などはサービスによって異なり、変更される場合があります。
正確な情報は必ず各サービスの公式サイトをご確認ください。
伸びにくい勉強を避ける
大学受験までの時間は限られています。
だからこそ、勉強時間を増やすだけでなく、遠回りになりやすい方法を減らすことも大切です。
長文だけを大量に解かない
長文が苦手だから長文をたくさん読む、という考え自体は間違いではありません。
ただ、読めない原因が単語や文法にあるなら、長文の量を増やすだけでは同じところで止まり続けます。
読めない英文が出たら、その原因を一段下までたどってください。
参考書を次々変えない
成績がすぐ上がらないと、新しい参考書なら変わるかもしれないと思うことがあります。
しかし、教材を変えるたびに最初から始めていたら、同じ範囲ばかり繰り返すことになります。
今の教材が自分のレベルと大きく合っていない場合を除き、まず一冊をある程度やり切ってください。
答えの暗記で終わらせない
同じ問題集を繰り返していると、問題文を見ただけで答えを覚えていることがあります。
そのときは、なぜこの答えになるのかを説明してみてください。
理由を説明できなければ、正解していても知識が十分に使える状態とは言いにくいです。
◆Manjiroのワンポイントアドバイス
受験勉強では難しいことをやっている安心感に引っ張られやすいです。
でも、本当に点数を作るのは自分が確実に解ける問題を増やすこと。
分からないときほど、一段戻る勇気を持ってください。
模試は復習まで使う
模試は合格判定を見るだけのものではありません。
大学受験英語では、自分が初めて見る英文を時間内にどこまで処理できるか確認できる貴重な機会です。
失点した理由を確認する
結果が返ってきたら、単に点数を見るのではなく失点した問題へ戻ります。
時間切れだったのか、単語が分からなかったのか、設問の読み違いだったのか。
原因が分かれば、次の模試までにすることを決められます。
正解した問題も見る
たまたま選択肢が合っていた問題もあります。
本文の根拠を説明できないまま正解していた問題は、次回も正解できるとは限りません。
迷った問題には印を付け、模試のあとに確認する習慣を作ってください。
志望校から逆算する
大学受験英語は、最終的に志望校の問題へ対応するための勉強です。
基礎を大切にしつつ、受験が近づいたら志望校から逆算して勉強内容を決めます。
必要な問題形式を確認する
長文中心なのか、文法問題があるのか、英作文があるのかなど、大学や学部によって問題形式は異なります。
自分が受験する年度の最新情報や募集要項、試験科目については、必ず大学の公式情報を確認してください。
以前と同じ形式が続くとは限りません。
得意分野だけに偏らない
単語が好きだから単語ばかり、長文が得意だから長文ばかりという勉強は避けたいところです。
入試で必要な範囲のうち、自分が点を落としやすいところへ時間を回してください。
受験直前ほど、新しいことを大量に増やすより、これまで勉強した内容の抜けを確認する時間も必要になります。
大学受験英語の疑問を解決
ここでは、大学受験に向けて英語を勉強するときによく出てくる疑問へ答えていきます。
大学受験英語のよくある質問(FAQ)
Q1. 大学受験の英語は何から始めればいいですか?
A. まず基本単語と中学英文法に抜けがないか確認してください。
特にbe動詞と一般動詞、時制、助動詞、不定詞、比較、受動態、現在完了、関係詞などがあいまいなら、大学受験用の難しい長文へ進む前に戻って確認することをおすすめします。
そのうえで高校英文法、英文解釈、長文へ進みましょう。
Q2. 単語と文法はどちらを先に勉強しますか?
A. どちらかを完全に終わらせてから次へ進む必要はありません。
単語と文法は並行して進めて大丈夫です。
毎日単語へ触れながら、文法を一単元ずつ学び、覚えた知識を短い英文で確認する流れがおすすめです。
Q3. 長文は毎日読んだほうがいいですか?
A. 基礎ができていれば、短い英文も含めて読む機会を増やすのは有効です。
ただし、読めない原因が単語や文法にある段階では、長文だけを毎日大量に解く必要はありません。
読めなかった原因へ戻る時間も作ってください。
Q4. 過去問はいつから始めればいいですか?
A. 一律の時期を決める必要はありません。
基本単語や文法をある程度学び、入試レベルの長文へ取り組めるようになった段階で一度解いてみると、自分に足りない部分を確認できます。
過去問を解いたあとに基礎教材へ戻っても問題ありません。
Q5. 英語が苦手でも大学受験に間に合いますか?
A. 残された期間、現在の学力、志望校によって必要な学習量は変わるため一概には言えません。
ただ、苦手だからこそ難しい問題へ急ぐより、分からなくなった場所を見つけて基礎から進めることが大切です。
受験科目や日程などの正確な情報は志望大学の公式サイトで確認し、必要であれば学校や塾の先生にも相談してください。
大学受験英語のまとめ
大学受験の英語は、長文問題を大量に解けば自然に伸びるというものではありません。
単語と英文法を土台にして、一文を読む英文解釈へ進み、そのあと長文と過去問へつなげていく。
この順番を意識してください。
長文で読めない場所が出たら英文解釈へ戻り、英文解釈で分からなければ文法へ戻り、単語が分からなければ単語帳へ戻ります。
前へ進むことと同じくらい、必要な場所まで戻ることも受験勉強です。

- 中学英語に抜けがあるなら大学受験生でも戻って確認する
- 単語と文法を並行しながら英文解釈へ進む
- 長文は正確に読む練習から始めて時間を意識する
- 過去問で見つかった課題を基礎教材へ戻して学び直す
僕が英語を教えていて何度も感じるのは、基礎へ戻った生徒ほど、それまで分からなかった内容がつながる瞬間があるということです。
大学受験だからと焦って難しい問題ばかり選ばなくて大丈夫です。
今の自分が理解できる一段下から始め、できることを一つずつ増やしていきましょう。

