大人初心者の英語勉強法|学び直しを続けるやさしい手順を解説

英語の勉強方法
Yuru~ku English

Hi、Yuru~ku EnglishのManjiroです。

学習塾で10年以上英語を教えていると、大人になってからもう一度英語を勉強したいと考える人の話を聞く機会があります。

学生時代に英語が苦手だった人ほど、学び直そうとした瞬間に昔の記憶がよみがえってくるかもしれません。

単語テストで覚えられなかったこと、英文法が途中から分からなくなったこと、教科書を読んでも意味がつかめなかったこと。

そうした経験が残っていると、大人になった今も自分は英語に向いていないと感じてしまうものです。

でも、僕が英語を教えてきて感じるのは、英語が苦手な人ほど、難しい内容へ進むより一度やさしいところまで戻った方が前へ進みやすいということです。

be動詞や一般動詞、疑問文、過去形といった中学英語を見直すだけでも、それまでバラバラに見えていた英文が少しずつつながってきます。

大人には仕事も家事もありますから、学生のように毎日何時間も勉強する必要はありません。

まず1日15分ほどでも英語に触れる時間を作り、分かった英文を実際に口から出す。僕なら、ここから始めます。

正直に言えば、大人の学び直しで難しいのは教材そのものより、始めることです。

今日は忙しいからと先送りしているうちに、1週間、1か月と過ぎてしまう人を僕も見てきました。

本気で英語をやり直してみたいと思ったタイミングが来たなら、その日が始めどきです。

15分なら、朝を少し早くする、昼休みを使う、寝る前のスマホ時間を少し減らすなど、工夫できる余地はあります。

この記事では、英語が苦手な大人の初心者でも取り組めるように、学び直す順番から毎日の勉強法、英会話へ進む時期まで一つずつ説明していきます。

山積みにされた難しい英語教材のイラストと共に「英語への苦手意識、捨てませんか?」と書かれたスライド
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記事のポイント
  • 大人の英語学び直しを中学英語から始める理由
  • be動詞から進める初心者向けの勉強順序
  • 1日15分でも続けやすい具体的な学習方法
  • アプリやオンライン英会話へ進むタイミング


  1. 大人の学び直しは中学英語から
    1. 分からなくなった場所まで戻る
    2. 中学英語は基礎が詰まっている
    3. 高校英語から始めなくていい
  2. 最初に確認したい英語の基礎
    1. be動詞から確認する
    2. 一般動詞との違いを知る
    3. 疑問文と否定文まで覚える
    4. 時制は現在と過去から始める
  3. 1日15分から英語を始める
    1. 時間ができるのを待たない
    2. 15分の内容を固定する
    3. できなかった日は翌日に戻る
  4. 単語と文法は一緒に覚える
    1. 単語だけを大量暗記しない
    2. 最初は身近な単語を選ぶ
    3. 一つの単語を文で使う
  5. 覚えた英文は声に出して使う
    1. 音読は簡単な英文でいい
    2. 自分のことを英語で言う
    3. 聞く練習も同じ英文を使う
  6. 初心者が避けたい勉強の進め方
    1. 教材を何冊も同時に買わない
    2. いきなり難しい英会話をしない
    3. 完璧に覚えてから進もうとしない
  7. アプリは毎日の補助に使う
    1. 短時間学習にはアプリが便利
    2. 一つの目的でアプリを選ぶ
    3. 参考書とアプリを組み合わせる
  8. オンライン英会話へ進む目安
    1. 短い自己紹介ができたら試す
    2. 初心者向け教材から始める
    3. レッスン後に一つ復習する
  9. 大人が英語学習を続けるコツ
    1. 勉強する場所と時間を決める
    2. 勉強時間よりできたことを見る
    3. 目標を小さく区切る
  10. 大人初心者の学習順序
    1. 最初の2週間は文の基本
    2. 次の数週間で表現を増やす
    3. 基礎ができたら目的へ進む
  11. 目的によって勉強内容を変える
    1. 英会話なら話す回数を増やす
    2. 旅行なら場面ごとに覚える
    3. 資格なら試験対策も加える
  12. 英語が苦手でも焦らなくていい
    1. 大人は目的を自分で決められる
    2. 昔の成績を基準にしない
    3. できる英文を少しずつ増やす
  13. 大人の英語学び直しFAQ
    1. 大人の英語学び直しに関するよくある質問(FAQ)
  14. 大人の英語勉強は今日からでいい

大人の学び直しは中学英語から

中学英語のノートのイラストと共に「戻る勇気。『中学英語』が最強の土台。難しい教材は不要。基礎にすべてが詰まっています。」と書かれたスライド
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大人が英語を勉強し直すときに、最初から難しい英文法書や英会話教材を選ぶ必要はありません。

英語が苦手だった人なら、いったん中学英語まで戻ることを僕はおすすめしています。

分からなくなった場所まで戻る

英語は、以前に習った内容の上へ新しい内容を積み重ねていく教科です。

例えば現在進行形の「I am studying English.」を理解するには、主語のIに対してbe動詞のamを使うことや、動詞にingを付ける形を知っている必要があります。

現在完了の「I have lived here for five years.」まで進むなら、一般動詞の過去形や過去分詞、現在形と過去形の違いも関係してきます。

つまり、後ろの単元だけ何度読み返しても、その手前に抜けている部分があるとなかなか理解できません。

これは能力の問題ではなく、英語を理解するための前提が途中で抜けているだけというケースがかなりあります。

塾でも英語が全部分からないと話していた生徒と一緒に英文を見ると、実際にはbe動詞と一般動詞の区別で止まっていた、ということがあります。

そこへ戻り、「I am busy.」と「I play tennis.」の違いから確認すると、その先の疑問文や否定文も理解しやすくなります。

◆Manjiroのワンポイントアドバイス

学び直しで大切なのは、何年生の内容を勉強するかではなく、自分が分からなくなった場所まで戻ることです。中学1年生の内容まで戻ったとしても遠回りではありません。そこが分かれば、その後は意外とテンポよく進めることがありますよ。


中学英語は基礎が詰まっている

大人なのに中学英語から?と思うかもしれません。

ですが、普段の英会話で使う文の土台は、中学校で習う範囲にかなり含まれています。

私は会社員です、今日は忙しいです、昨日映画を見ました、明日は東京へ行きます、コーヒーが欲しいですといった内容なら、中学英語の知識を使って表現できます。

もちろん、大人が仕事や専門分野で英語を使うようになれば、その先の語彙や表現も必要でしょう。

それでも、基本となる文の形を作る力は変わりません。

文部科学省の外国語教育でも、英語は単に文法事項を覚えるだけではなく、聞く、読む、話す、書くといった言語活動を通して使うことが重視されています。

大人の学び直しでも同じで、文法を覚えて終わるのではなく、理解した文を読んだり、聞いたり、自分で言ったりするところまでつなげると身につきやすくなります。

中学英語は昔学校でやった簡単な英語ではありません。

これから英語を使うための土台として、もう一度利用できる知識です。


高校英語から始めなくていい

大人向けの英語教材を探していると、分厚い英文法書や大学受験レベルの単語集が目に入ることがあります。

やる気が出たときほど、どうせなら本格的なものをと選びたくなる気持ちも分かります。

ただ、英語が苦手な初心者が最初から情報量の多い教材へ入ると、1ページを理解するだけで疲れてしまいがちです。

勉強を始めたばかりなのに知らない単語や文法用語が大量に出てくれば、やっぱり英語は難しいと感じても不思議ではありません。

最初の教材は、少し物足りないくらいでも大丈夫です。

be動詞を見てこれは分かる、一般動詞を見て、これも覚えていると感じられるところから始めてください。

学び直しの最初に必要なのは、難しい問題を解くことより自分にも分かるという感覚を取り戻すことです。

その感覚が生まれると、次の日も教材を開きやすくなります。


最初に確認したい英語の基礎

「『わかる!』から始めよう。」というメッセージと共に、be動詞と一般動詞の肯定文・否定文の例文が書かれたスライド
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英語初心者の場合、どこから勉強すればいいのか迷いやすいですよね。

僕なら、いきなり全部を覚えようとせず、英文を作るために必要な部分から順番に確認します。

be動詞から確認する

最初に見てほしいのがbe動詞です。

現在形ならam、is、areが基本になります。

例えば「I am tired.」「She is busy.」「They are students.」のような文です。

ここで大事なのは、am、is、areの一覧を暗記することだけではありません。

誰のことを話しているのかで使うbe動詞が変わることを、短い英文の中で確認していきます。

Iならam、heやsheならis、youや複数ならareという関係です。

次に否定文の「I am not tired.」、疑問文の「Are you tired?」へ進みます。

このとき、肯定文、否定文、疑問文を別々の知識として覚えない方がいいでしょう。

「I am busy.」を覚えたら、「I am not busy.」「Are you busy?」まで声に出します。

一つの文を少し変えながら使うと、文法が実際の英語と結びついてきます。


一般動詞との違いを知る

英語が苦手だった人にとって大きな分かれ目になりやすいのが、be動詞と一般動詞です。

「I am busy.」ではamを使いますが、「I play tennis.」ではplayが動詞になります。

ここで「I am play tennis.」のように、be動詞と一般動詞を一緒に置いてしまう人は珍しくありません。

学校を卒業してから時間がたっていれば、なおさらです。

一般動詞では「eat」「work」「study」「live」「like」「want」など、日常生活で使いやすい動詞から覚えてみてください。

そして「I work in Osaka.」「I like coffee.」「I study English.」のような短い文にします。

否定文なら「I do not like coffee.」、疑問文なら「Do you like coffee?」です。

be動詞の疑問文とは作り方が違います。

文の種類 肯定文 否定文 疑問文
be動詞 I am busy. I am not busy. Are you busy?
一般動詞 I like coffee. I do not like coffee. Do you like coffee?

この違いが見えてくると、英語の文がかなり読みやすくなります。


疑問文と否定文まで覚える

大人の英語学習では、肯定文だけを眺めて終わらせないことも大切です。

実際の会話では、相手へ質問する場面がたくさんあります。

旅行なら「Do you have Wi-Fi?」、買い物なら「Do you have this in black?」、日常会話なら「Are you busy today?」といった形です。

そのため、ある文法を勉強したら、肯定文だけではなく疑問文と否定文までセットで触れておきましょう。

ここで難しい問題集を何十問も解く必要はありません。

最初は自分で3文ほど作れれば十分です。

例えば「I study English.」を基準にして、「I do not study English on Sunday.」「Do you study English every day?」と変えていきます。

自分の生活に近い内容にすると、ただの例文より記憶に残りやすくなりますよ。


時制は現在と過去から始める

be動詞と一般動詞が分かってきたら、現在形と過去形を確認します。

大人の初心者なら、最初からすべての時制を一気に覚える必要はありません。

まず今のことと過去のことを言い分けられるようにしましょう。

「I work in Tokyo.」なら現在の習慣や状態について話せます。

「I worked yesterday.」なら昨日の出来事です。

「I watched a movie last night.」「I cooked dinner yesterday.」など、自分が実際にしたことを英語にしてみると練習しやすくなります。

そのあとに未来を表すwillやbe going to、現在進行形、助動詞、現在完了と進めれば大丈夫です。

文法書の最初から最後まで暗記してから英語を使おうとすると、実際に話し始める時期がずっと先になってしまいます。

習った文法をその日のうちに一度使う。

このくらいの感覚で進めてみてください。


1日15分から英語を始める

時計のイラストと共に「1日15分。時間は『探す』のではなく『確保』する。」と書かれたスライド
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英語を学び直したい大人にとって、時間の確保は避けて通れません。

ただ、最初から毎日1時間や2時間を目標にしなくても大丈夫です。

まず15分を続けられる形にしてみましょう。

時間ができるのを待たない

仕事や家事が落ち着いたら英語を始めようと思っていると、その落ち着いた日がなかなか来ないことがあります。

大人は学生と違い、毎日予定が変わります。

仕事が長引く日もあれば、家の用事が増える日もあるでしょう。

僕は、大人の学び直しでは空いた時間に勉強するより、先に15分だけ場所を取ってしまう方が続けやすいと思っています。

例えば朝7時から15分、通勤電車に乗っている間、昼休みの最初の15分、寝る前などです。

スマートフォンを何となく見ている時間の一部を英語へ変える方法でも構いません。

一次情報として僕自身が感じているのは、大人の学び直しでは時間がないという理由で最初の一歩を踏み出せないケースがかなり多いことです。

もちろん、仕事や育児などで本当に余裕がない時期もあります。

ただ、本気で英語をやり直したいと思えたタイミングなら、まず15分を一日のどこへ置けるか考えてみてください。

勉強時間を増やすのは、15分が普通になってからで十分です。


15分の内容を固定する

勉強を始めるたびに今日は何をしようと考えていると、それだけで少し面倒になります。

初心者のうちは、15分の使い方をある程度決めてしまうと楽です。

時間 学習内容 やること
5分 前日の復習 昨日覚えた単語や英文を声に出す
5分 新しい内容 文法を一つだけ確認する
5分 英語を使う 例文を音読し、自分の文を作る

例えば一般動詞を学ぶ日なら、前日に覚えたbe動詞を5分確認し、次の5分で一般動詞の説明を読みます。

残りの5分で「I like music.」「I work every day.」「I study English.」などを声に出せば終了です。

15分ですから、すべて理解できなくても構いません。

明日また続きをすればいいんです。

15分学習の目安

一度の勉強ですべて覚えようとしないことが大切です。

昨日より一つ分かった、今日は英文を三つ言えたという小さな前進を積み重ねていきましょう。


できなかった日は翌日に戻る

毎日続けようと決めても、できない日はあります。

そこで、昨日できなかったから、もう計画が崩れたと考えないでください。

英語学習は連続記録を作るゲームではありません。

目的は英語が分かるようになることです。

僕なら、1日抜けたら翌日に普通に15分から再開します。

2日抜けても同じ。

1週間空いてしまったら、最後にやったページを少し復習して再開すれば大丈夫です。

むしろ注意したいのは、遅れた分を取り戻そうと急に1時間や2時間勉強することです。

疲れて翌日からまたやらなくなるくらいなら、いつもの15分へ戻った方が続きます。

英語の学び直しでは、完璧な予定表より途中で止まっても戻ってこられる仕組みを作っておくことが大切ですよ。


単語と文法は一緒に覚える

英単語と英文法のどちらから勉強すればいいの?という質問もよくあります。

初心者なら、どちらか一方を終わらせるのではなく、簡単な文の中で一緒に覚える方法がおすすめです。

単語だけを大量暗記しない

単語帳を最初のページから何百語も暗記しようとして、途中で止まった経験がある人もいるかもしれません。

単語はもちろん必要です。

ただ、単語だけ知っていても、それをどこへ置けば英文になるのか分からなければ使えません。

例えば「coffee=コーヒー」「like=好き」という二つの単語を覚えるだけでなく、「I like coffee.」まで覚えます。

「work=働く」なら「I work in Osaka.」、「want=欲しい」なら「I want some water.」です。

こうすると、単語と語順を同時に覚えられます。

さらに、自分の情報へ変えてください。

大阪に住んでいないなら地名を変える、コーヒーが好きでなければteaに変える。

自分に関係する英文は、単語帳に載っている例文をそのまま暗記するより使う場面を想像しやすくなります。


最初は身近な単語を選ぶ

大人が英語を学び直すなら、自分が使いそうな単語から増やしていく方法もあります。

家族について話したいならfamily、husband、wife、son、daughter。

仕事ならwork、office、meeting、customer。

旅行ならhotel、station、ticket、airport、restaurantなどです。

大切なのは、難しい単語をたくさん知っていることではなく、知っている単語を使って簡単な文を作れること。

レベルの高そうな単語を覚えなければと考える必要はありません。

例えば「疲れ切っている」を難しい一語で表現できなくても、「I am very tired.」と言えれば相手には伝わります。

初心者の段階では、知っている単語を組み合わせて伝える経験を増やした方が実用につながります。


一つの単語を文で使う

新しい単語を覚えたら、一つだけ短い英文を作ってみてください。

例えば「usually」を覚えたら「I usually get up at seven.」、「sometimes」なら「I sometimes cook dinner.」という具合です。

単語の意味を日本語で言えるだけでなく、どのあたりへ置けばいいかも自然に覚えられます。

最初は教材の例文を少し変えるだけでも構いません。

ゼロから英文を作ろうとすると時間がかかりますから、使える型を借りるんです。

「I like ~.」「I want ~.」「I go to ~.」「I usually ~.」といった短い型をいくつか持っておくだけでも、作れる英文は増えていきます。

英会話でも、実際にはこのような短い型を何度も使います。


覚えた英文は声に出して使う

「I like ~」という吹き出しと共に「短い文で、声に出す。単語だけを暗記せず、自分の言葉として使う。」と書かれたスライド
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文法や単語を理解できても、目で読むだけでは分かる英語のままになりやすいです。

話せる英語へ近づけたいなら、初心者のうちから少しずつ声に出していきましょう。

音読は簡単な英文でいい

音読というと、長い英文を何度も読む練習を想像するかもしれません。

初心者なら、最初は1文でも大丈夫です。

「I am tired today.」「I like Japanese food.」「I went shopping yesterday.」のような、自分で意味を理解できる英文を声に出します。

ここで大切なのは、意味の分からない英文をただ繰り返さないことです。

単語の意味も文の形もある程度分かった英文を使ってください。

目で見れば分かる文章でも、声に出そうとすると意外と言葉が止まります。

この分かるのに口から出ないを一つずつ減らしていくのが、話す練習です。

最初は教材を見ながら読み、慣れたら少しだけ目を離して言ってみましょう。

全部暗記する必要はありません。


自分のことを英語で言う

僕が初心者におすすめしたいのは、自分について英語で話す練習です。

自己紹介なら内容をすでに知っているので、何を話せばいいかを日本語で考える負担が少なくなります。

「I live in Tokushima.」「I work at a company.」「I like movies.」「I study English every day.」など、短い文を並べるだけで構いません。

慣れてきたら、今日したことを一つ言ってみます。

「I worked today.」「I had curry for lunch.」「I watched TV after dinner.」くらいで十分です。

ここで完璧な英文を作ろうとすると、話す前に止まってしまいます。

初心者の時期は、簡単な文でもいいので口を動かすことを優先してみてください。

難しい内容を黙って考えるより、簡単な英文を実際に10回使える方が、英会話への距離は近くなります。


聞く練習も同じ英文を使う

リスニングのために、最初から海外ドラマや英語ニュースを聞き続ける必要はありません。

初心者には速すぎたり、知らない単語が多すぎたりすると、ほとんど音だけが流れてしまうことがあります。

最初は、自分が勉強している教材の音声を使う方が分かりやすいでしょう。

英文を読んで意味を確認し、そのあと音声を聞きます。

聞こえなかった場所があれば英文をもう一度見て、再び聞いてください。

さらに同じ英文を音読すると、読む、聞く、話す練習を一つの教材で行えます。

英語の音は、日本語のカタカナ表記と完全には一致しません。

そのため、文字だけで発音を想像するより、実際の音声をまねることが大切です。

最初からネイティブのような発音を目指す必要はありませんが、聞こえた音をできる範囲でまねてみましょう。


初心者が避けたい勉強の進め方

「完璧主義は不要。60%の理解で、次へ進んで大丈夫。」と書かれたスライド
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英語を学び直すときは、勉強量を増やすことだけが答えではありません。

頑張っているのになかなか続かない場合は、やり方そのものを少し変えてみる価値があります。


教材を何冊も同時に買わない

英語を始めようと思った日に、本屋で文法書、単語帳、リスニング教材、英会話本をまとめて買いたくなることがあります。

新しい教材を買うと気持ちも上がりますよね。

ただ、初心者の学び直しでは教材を増やしすぎない方が使いやすいです。

文法を説明してくれる教材を一つ、必要なら音声を聞ける教材やアプリを一つ。

最初はそのくらいでも十分でしょう。

教材が5冊あると今日はどれをやればいいんだろうと迷います。

しかも、どれも途中までしか進まないとまた最後までできなかったという気持ちが残ってしまいます。

一冊を完全に暗記する必要はありませんが、一度最後まで触れてみる経験は大切です。

分からないところがあっても、印を付けて先へ進んで構いません。


いきなり難しい英会話をしない

英語は話さないと話せるようにならないと聞き、学び直し初日からフリートークの英会話へ飛び込む人もいます。

行動できること自体はいいことです。

ただし、be動詞や一般動詞もまだ思い出せない段階では、25分間ほとんど何も言えずに終わることがあります。

それで自分には英会話は無理だと感じてしまうのは、もったいないですよね。

オンライン英会話を使うなら、初心者向け教材があり、決まった表現を練習できるレッスンから始める方法があります。

あるいは、最初の数週間だけ中学英語を復習してから始めても遅くありません。

「I am ~.」「I like ~.」「I want ~.」「I went ~.」くらいの文が作れるようになるだけでも、レッスンで口から出せる英語が変わってきます。

英会話を始める時期に正解はありません。

話してみたい気持ちがあるなら早めに体験しても構いません。

ただし、ほとんど何も言えないことが負担になる人は、中学英語を少し復習してから始める方法もあります。

自分が続けやすい方を選んでください。


完璧に覚えてから進もうとしない

大人は真面目に勉強しようとするほど、一つの単元を100%理解してから次へ進みたくなることがあります。

ですが、英語は後の単元を学んでから前の内容が分かることもあります。

be動詞を一度学び、一般動詞へ進み、過去形を学び、そのあと再びbe動詞を見る。

すると最初より違いが見えやすくなっているものです。

最初の一周は60%くらい分かった感覚でも進んで構いません。

二周目で分かる場所を増やすイメージです。

単語も同じで、一度見ただけですべて覚える人は多くありません。

忘れて、また見て、また思い出す。

その繰り返しで使える言葉になっていきます。


アプリは毎日の補助に使う

スマートフォンの英語学習アプリは、大人の学び直しと相性のいい道具です。

ただし、アプリを入れただけで英語が身につくわけではありません。

何のために使うのかを決めておきましょう。

短時間学習にはアプリが便利

英語学習アプリの便利なところは、机へ向かわなくても始められることです。

通勤中や昼休み、ちょっとした待ち時間でも数分勉強できます。

大人にとって、この始めやすさはかなり大きなメリットです。

例えば単語を5分、短いリスニングを5分、文法問題を5分という使い方ができます。

毎日の学習記録が残るアプリなら、今週は4日できたと確認することも可能です。

一方、アプリの問題をタップして正解するだけにならないよう注意してください。

選択肢なら答えられても、自分で英文を作ろうとすると言葉が出ないことがあります。

問題を解いたあとに例文を一度声に出すだけでも、使い方が変わります。


一つの目的でアプリを選ぶ

英語学習アプリには、単語、文法、発音、リスニング、英会話などさまざまな種類があります。

初心者が選ぶときは、有名だからだけで決めるより、今何を学びたいかを考えてみてください。

中学英文法を忘れているなら、文法を順番に学べるもの。

単語を増やしたいなら、初心者向け語彙を反復できるもの。

英語の音に慣れたいなら、短い英文と音声を繰り返し聞けるものが使いやすいでしょう。

アプリを何個も入れて毎日行き来する必要はありません。

一つ使ってみて、自分に合わなければ変えるくらいで十分です。

料金や無料体験、学習内容はサービスによって変わるため、申し込む前には各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。


参考書とアプリを組み合わせる

紙の参考書とアプリは、どちらか一つに決める必要もありません。

例えば家では参考書でbe動詞を読み、翌日の通勤中にアプリで同じ範囲を復習する方法があります。

参考書には説明を落ち着いて読める良さがあり、アプリにはすぐ問題を解いたり音声を聞いたりできる良さがあります。

僕なら、文法の理解には説明が分かりやすい教材を使い、短時間の反復にはアプリを使います。

大切なのは道具を増やすことではなく、同じ内容へ何度か触れることです。

参考書で読んだ英文をアプリで見かけたとき、これ昨日やったやつだと思えたら、それも立派な復習になります。


オンライン英会話へ進む目安

英語を学ぶ目的が話せるようになりたいなら、どこかで相手と英語を使う機会を作りたいところです。

中学英語を完璧に終えるまで待つ必要はありません。


短い自己紹介ができたら試す

オンライン英会話を始める一つの目安は、簡単な自己紹介を数文言えるようになった頃です。

「My name is ~.」「I live in ~.」「I work in ~.」「I like ~.」くらいでも構いません。

レッスン中に分からないことがあって当然です。

初心者向けのレッスンなら、講師のあとに繰り返したり、教材を読みながら答えたりする形式もあります。

最初から自由な会話だけを選ぶ必要はありません。

大切なのは、勉強した英文が人に通じた経験を作ることです。

例えば教材で覚えた「I like watching movies.」を講師へ言い、相手が反応してくれたら、それまで参考書の中にあった英文がコミュニケーションの道具へ変わります。

この経験は、独学だけでは得にくい部分です。


初心者向け教材から始める

オンライン英会話を選ぶなら、初心者向け教材の内容を確認しておきましょう。

いきなりニュース記事について意見を話すレッスンより、自己紹介、買い物、食事、旅行など身近なテーマから始められる方が負担は少なくなります。

講師が日本語を話せるかどうかも、人によっては選ぶ基準になります。

英語だけの環境へ飛び込む方が楽しい人もいれば、最初は日本語で質問できる方が安心できる人もいます。

どちらが正しいという話ではありません。

体験レッスンが用意されている場合は、実際に受けてみてこれなら次も受けられそうかで判断してください。

料金体系、予約方法、キャンセル条件、講師の在籍状況などは変わることがありますので、正確な情報は各オンライン英会話の公式サイトをご確認ください。


レッスン後に一つ復習する

オンライン英会話を受けたあと、すべてを復習しようとすると大変です。

初心者なら、その日に言えなかった表現を一つだけ拾う方法でもいいでしょう。

例えば、週末は家でゆっくりしましたと言いたかったのに英語が出なかったなら、レッスン後に使える英文を確認します。

そして次のレッスン前に一度声に出してください。

次回似た話題になったときにその英文を使えれば、前回できなかったことが一つできるようになります。

毎回これを一つずつ増やすだけでも、半年後にはかなりの数です。

◆Manjiroのワンポイントアドバイス

英会話の復習ノートを完璧に作る必要はありません。今日言えなかった一文を一つ残すだけでも十分です。僕なら、その一文を次のレッスンで実際に使うところまでを一つの学習として考えます。


大人が英語学習を続けるコツ

英語の学び直しでは、始めることと同じくらい続けることが難しくなります。

そこで、気合だけに頼らず、英語へ戻りやすい環境を作っておきましょう。


勉強する場所と時間を決める

習慣にしたいなら、時間があれば英語をするよりこの時間になったら英語をすると決める方が取りかかりやすくなります。

朝食のあと、通勤電車、昼休み、入浴後など、すでに毎日行っている行動と組み合わせるのも一つの方法です。

例えば、コーヒーを入れたら英語を10分、電車に乗ったら単語を5分と決めてみます。

すると、毎回やる気が出るのを待つ必要がありません。

教材もすぐ手に取れる場所へ置いてください。

毎晩使うなら机の引き出しへしまわず、目に入る場所に置いておく。

アプリならホーム画面の見つけやすい位置へ置く。

小さなことですが、始めるまでの手間を減らすと継続しやすくなります。


勉強時間よりできたことを見る

学習時間だけを記録すると、今日は15分しかできなかったと感じることがあります。

そんなときは、時間ではなくできるようになったことも残してみてください。

be動詞の疑問文が作れた、昨日のことを3文話せた、英語音声を聞いて一文分かったといった内容です。

CEFRでも言語能力は、単純な学習時間だけではなく、何ができるかという考え方で段階が示されています。

大人の学び直しでも、何時間勉強したかだけを見るより、以前できなかった何ができるようになったかを見た方が変化を感じやすいでしょう。

これは資格試験を受けない人にも使える考え方です。

1か月前の自分と比べて、言える英文が一つでも増えていれば前へ進んでいます。


目標を小さく区切る

英語を話せるようになるという目標は魅力的ですが、かなり大きな目標でもあります。

どこまで行けば達成なのか分かりにくいため、途中で成果を感じにくくなることがあります。

そこで、1か月後に自己紹介を5文言える、旅行で注文の英語を使える、中学1年レベルの教材を一冊終えるのように、近い目標も作ってみてください。

達成したら、次を決めます。

例えば、過去形を使って昨日の出来事を話す、英語で質問を三つできる、5分間の初心者レッスン動画を聞くといった具合です。

階段を一段ずつ上るように、小さなゴールをつなげていくイメージ。

遠くのゴールだけを見続けるより、次の一段が見えている方が動きやすくなります。


大人初心者の学習順序

ここまでの内容を、実際に何から進めればいいかという順番に落とし込んでみます。

進む速さには個人差がありますので、以下はあくまで一般的な目安として使ってください。

最初の2週間は文の基本

最初の1〜2週間は、be動詞と一般動詞を中心に復習してみましょう。

主語、動詞、肯定文、否定文、疑問文が分かれば十分です。

1日に一単元進める必要はありません。

be動詞に3日かかってもいいですし、一般動詞に1週間使っても構いません。

教材を読んだあと、「I am ~.」「I like ~.」「Do you ~?」などの文を自分で作ります。

単語は、その例文で必要になったものを少しずつ覚えてください。

この時期から音声も聞き、例文を声に出します。

文法、単語、リスニング、スピーキングを完全に別々の勉強として考えなくてもいいんです。

一つの短い英文を使って全部に触れていきましょう。


次の数週間で表現を増やす

be動詞と一般動詞の基本が分かってきたら、過去形、未来表現、現在進行形、助動詞などへ進みます。

例えばcanを覚えれば「I can swim.」「Can you help me?」と言えるようになります。

want toを覚えれば「I want to visit New York.」のように、自分がしたいことを表現できます。

過去形が使えれば、昨日や週末について話せます。

一つ文法を覚えるたびに、これを使えば何を言えるようになるかを考えてみてください。

文法用語を暗記するだけだった学生時代とは、少し違う勉強になります。

大人の学び直しでは、文法をテストの答えではなく、自分が伝えたい内容を作るための道具として使っていきましょう。


基礎ができたら目的へ進む

中学英語の基本が少し戻ってきたら、あなたが英語を勉強したかった本来の目的へ近づけていきます。

海外旅行で使いたいなら、空港、ホテル、レストラン、買い物で使う表現へ。

仕事で使いたいなら、自己紹介、メール、会議、職種に関係する単語へ。

英語で会話したいなら、オンライン英会話や会話練習へ進みます。

資格取得が目的なら、英検やTOEICなど受験する試験に合わせた対策も加えます。

ここで覚えておきたいのは、試験のための勉強と、話すための練習は完全に同じではないことです。

語彙や文法など重なる部分はありますが、話したいなら実際に英文を口から出す時間が必要になります。

自分の目的に合わせて、基礎の上へ必要な練習を足していってください。

時期の目安 主な学習 できるようにしたいこと
1〜2週目 be動詞・一般動詞 短い肯定文・否定文・疑問文を作る
3〜4週目 過去形・進行形・未来 昨日・今・これからについて話す
5〜8週目 助動詞・不定詞など できることや希望を表す
その後 目的別の練習 旅行・会話・仕事・資格へ広げる

進み方にはかなり個人差がありますので、この期間内に終わらなくても問題ありません。


目的によって勉強内容を変える

基礎の土台から旅行、仕事、日常会話へと道が分かれているイラストと共に「土台ができたら、あなただけの目的へ。」と書かれたスライド
Yuru~ku English

英語の基礎は共通していますが、何のために英語を学ぶのかによって、その先に増やす練習は変わります。

全部を同じ量だけ勉強する必要はありません。

英会話なら話す回数を増やす

英語で人と話せるようになりたいなら、文法の勉強だけで完結させないことが大切です。

一つの文法を覚えたら、その形を使って自分の文を作ります。

現在形なら普段の生活、過去形なら昨日のこと、未来表現なら週末の予定を話してみてください。

一人で音読するところから始め、慣れてきたらオンライン英会話などで相手へ話してみます。

会話中に間違えても構いません。

むしろ、話してみたからこそ、この言い方が分からないと気づけます。

その疑問をあとで調べれば、次に使える表現が増えます。

学ぶ、使う、分からなかったところへ戻る。

この往復ができるようになると、英語学習が参考書の中だけで終わらなくなります。


旅行なら場面ごとに覚える

海外旅行が目的なら、日常英会話をすべて身につけてから出発する必要はありません。

空港、入国、ホテル、レストラン、買い物、道を尋ねる場面など、自分が使いそうな状況ごとに練習できます。

例えばホテルなら「I have a reservation.」、レストランなら「I’d like this.」、道を尋ねるなら「How can I get to the station?」などです。

文法を学んでいる途中でも、こうした実用表現を一緒に覚えて構いません。

旅行の日程が決まっているなら、勉強の期限も明確になります。

出発までにホテルで使う表現を10個言えるようにするといった目標も立てやすいでしょう。

実際に現地で英語が通じた経験は、その後の学習意欲にもつながります。


資格なら試験対策も加える

英検やTOEICなどの資格を目指す場合は、中学英語の復習と並行して、受験する試験の形式を知ることも必要です。

試験ごとに出題内容や評価方法が異なるためです。

ただし、英語が苦手な状態で問題演習だけを大量に始めると、なぜ間違えたのか分からないまま答えを覚える形になりやすいでしょう。

文法でつまずいたら基礎教材へ戻る、知らない単語が多ければ基礎語彙を増やすといった行き来をしてください。

資格の勉強であっても、基礎英語をやり直す時間は無駄ではありません。

なお、各試験の出題形式、受験料、試験日程、スコアや級に関する情報は変更される場合があります。

申し込みを行う際は、正確な情報を各試験の公式サイトで確認してください。


英語が苦手でも焦らなくていい

学び直しを始めると、学生の頃にもっと勉強しておけばよかったと思う瞬間もあるかもしれません。

ただ、大人になった今だからこそできる学び方もあります。

大人は目的を自分で決められる

学生時代の英語は、授業や定期テストの範囲が先に決まっています。

興味がなくても覚えなければならない単語があり、試験日までに進めなければならない文法もあります。

大人の学び直しは違います。

海外旅行で話したい、映画を字幕なしで少し理解したい、外国人の友人と話したい、仕事に役立てたい。

目的を自分で決められます。

だからこそ、勉強する内容も目的へ寄せて構いません。

料理が好きなら料理の英語、スポーツが好きならスポーツの英語へ広げてもいいでしょう。

基礎文法を学びながら、自分の興味がある英語へつなげる。

それだけでも、学生時代とは違った感覚で勉強できます。


昔の成績を基準にしない

中学生や高校生の頃に英語の点数が低かったとしても、それだけで今の英語学習まで決まるわけではありません。

学校の試験では、決められた時期までに複数教科を勉強しなければなりません。

一度分からなくなっても、授業は次の単元へ進んでいきます。

一方、大人の学び直しなら、be動詞に一週間使っても誰にも急かされません。

分からないページへ戻ることも自由です。

学生時代よりゆっくり進める代わりに、自分が納得できるまで確認できます。

昔できなかったから今回もできないと決める必要はありません。

今の自分に合うやり方で、もう一度試してみてください。


できる英文を少しずつ増やす

英語が得意になったかどうかを、一日単位で感じるのは難しいものです。

昨日15分勉強したからといって、今日突然英語がペラペラになるわけではありません。

だからこそ、大きな変化だけを探さないでください。

先週は分からなかった「Does he ~?」が分かった。

昨日覚えた単語が今日の英文で出てきた。

以前聞き取れなかった短いフレーズが聞こえた。

そうした小さな変化が積み重なっていきます。

英語を学び直す目的は、英語が得意な人になるという肩書きを得ることではありません。

昨日まで言えなかった一文を、今日は言えるようにする。

僕は、その積み重ねで十分だと思っています。

◆Manjiroのワンポイントアドバイス

英語が苦手だった人ほど、最初から遠い目標を見すぎないでください。今日は一つ分かったでOKです。その一つが100日積み重なれば、最初の日とは見える英文が変わっていますよ。


大人の英語学び直しFAQ

最後に、大人になって英語を勉強し直すときによく出てくる疑問へ答えていきます。

勉強時間や教材選びに迷ったときの参考にしてください。

大人の英語学び直しに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 英語初心者の大人は何から勉強すればいいですか?

A. 学生時代に英語が苦手だった人なら、be動詞と一般動詞から確認することをおすすめします。「I am busy.」と「I work every day.」の違いが分かるようになったら、否定文、疑問文、過去形へ進みましょう。単語だけ、文法だけに分けるのではなく、短い英文の中で一緒に覚えると使い方も身につきやすくなります。

Q2. 1日15分の英語勉強でも意味がありますか?

A. 15分ですべてを学ぶことはできませんが、毎日英語へ触れる習慣を作る時間としては十分使えます。5分復習し、5分新しい内容を学び、残り5分で英文を声に出すだけでも学習になります。慣れてから30分へ増やしても構いません。最初から長時間を目標にして数日で止まるより、続けられる量から始めてください。

Q3. 英単語と英文法はどちらを先に勉強しますか?

A. 初心者なら、どちらか一方を全部終わらせる必要はありません。例えば一般動詞を勉強するときにlike、work、studyなどの基本単語も覚え、「I like music.」「I study English.」のような文で使います。文法と単語を短い英文の中で一緒に学ぶ方が、意味だけではなく使い方まで確認できます。

Q4. 英語が苦手でもオンライン英会話を始められますか?

A. 初心者向け教材を用意しているサービスなら始められます。ただし、ほとんど英文を作れない段階で自由会話だけを選ぶと負担になることがあります。簡単な自己紹介や「I like ~.」「I want ~.」などが言えるようになった頃に、初心者向けレッスンから試す方法があります。料金や教材、講師、無料体験の条件は変わる場合があるため、正確な情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

Q5. 英語が話せるまでどのくらいかかりますか?

A. 一律に「何か月」「何年」と決めることはできません。現在の英語力、1日に使える時間、目標とする内容、英語を実際に使う回数によって変わります。「英語が話せる」の意味も、旅行で簡単な会話をする場合と仕事で交渉する場合では違います。期間だけを見るより、「自己紹介を言える」「昨日の出来事を話せる」など、できることを一つずつ増やしていく方が学習状況を確認しやすいでしょう。


大人の英語勉強は今日からでいい

15分のタイマーのイラストと共に「今日の15分が、最初の一歩。Start 15:00」と書かれたスライド
Yuru~ku English

大人になって英語を学び直すなら、学生時代と同じ方法をそのまま繰り返す必要はありません。

英語が苦手だった人ほど、難しい教材へ急ぐより、be動詞や一般動詞といった中学英語まで戻る方が結果的に進みやすいと僕は考えています。

分からない場所まで戻り、短い英文を理解し、それを声に出す。

まずはこれだけで構いません。

そして、毎日何時間も勉強しようとしなくても大丈夫です。

15分なら15分で、その時間を英語へ使ってみてください。

昨日勉強した内容を少し復習し、新しいことを一つ覚え、最後に声へ出す。

この小さな流れを繰り返していくと、英語を見るだけで嫌だったという状態から、この英文なら分かるという状態へ少しずつ変わっていきます。

そのあとで英語学習アプリを使ったり、オンライン英会話で人と話したり、自分の目的に必要な勉強へ広げればいいんです。

途中で数日休んでも構いません。

また15分から戻ればいいだけです。

英語の学び直しで大切なのは、最初から上手にできることではなく、分かるところからもう一度始めること。

学生時代の成績ではなく、今日のあなたが一つ英文を理解できるかどうかを見てください。

「I am ~.」の一文からでも、英語はもう一度始められます。

本気でやってみようと思えたなら、教材を開いて15分。

今日を最初の日にしてみてください。

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